能登半島地震の被災地で災害看護の支援が求められる中、日本災害看護学会がサポートの継続を訴え
2024年1月8日
・ 能登半島地震から1週間。過疎と高齢化が進む被災地に入った災害看護の支援チームは、避難所での介護と災害関連死が懸念される中、継続的なサポートを訴えている。
・ 日本災害看護学会の副理事長で福井大学名誉教授の酒井明子さんは、地震発生の翌日・2日にメンバーたちと石川県の珠洲市などに入り、壊滅的な被害を目の当たりにした。
・ 過疎が深刻な能登で発生した地震は、避難する側と支える側がともに高齢者という厳しい状況。
・ ほとんどの人が着の身着のまま避難したことで、薬を持ち出せず持病が悪化したり断水でトイレが使えなかったりするなど介護には苦労が重なる。
・ 長引く避難生活の疲れで免疫力が低下し、大勢が密集していることで新型コロナやインフルエンザの感染が相次いでいるという。
・ 日本災害看護学会では、県内でも高齢化が進む中、被災地でのサポートが不足していることを受けて、酒井さんが備蓄や地域の備えの重要性を呼びかけ、継続的なサポートが求められている。
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