県後期高齢者医療広域連合、高額療養費での誤支給２４００万円以上
2023年12月25日
・ 県後期高齢者医療広域連合が、特定の疾病の治療で医療費の自己負担額が一定金額を超えた場合に支給される高額療養費において、約８年間にわたり金額の算定方法を誤り、２４００万円余りを多く支給していたことが明らかになった。
・ 誤算定が行われた期間は、平成２８年１月からことし１０月までの７年１０か月で、対象者は県内の１４１６人です。誤支給の総額は約２４８８万円にのぼり、広域連合は今後、過払いとなっていた人に対し、返還を求める方針を発表した。
・ 先月（１１月）、担当者が誤りに気づき、問題が発覚したと報告されています。当時の担当者が算定方法を誤って認識し、その後も担当者が変わっても支給要件の再確認を怠ったことが原因だとしている。
・ 広域連合によれば、返還請求の時効は５年とされ、過払い対象者には時効となった部分を除いて返還を求める方針です。広域連合は「支給要件の再点検などを徹底し、再発防止に努めます」とコメントしてる。
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