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2023/07/27 木曜日 | 事件

東京地裁公判(結審):懲役8年と4年を求刑 元理事長2人、社福から5億円着服

2023年7月26日 東京地裁 結審

・東京地裁公判が結審
・検察側は佐藤被告に懲役8年、楢崎被告に懲役4年を求刑
・執行猶予付きの判決を求めた判決は9月6日

・被告 元理事長 佐藤裕紀(さとう・ゆうき)(59)
・被告 医師 楢崎幹雄(ならざき・みきお)(73)
・広島県福山市の社会福祉法人から約5億6800万円を着服したとして業務上横領罪に問われた事件

・検察側は論告で、楢崎被告は2016年4月まで同法人の理事長で佐藤被告が後任を務めた。論告で佐藤被告について「社会福祉法人を私物化した」と非難した

・弁護側は最終弁論で、主導的な役割を果たしたとまでは言えないと主張。楢崎被告の弁護側は従属的な立場で、被害額全額を弁済したなどとした。2人は最終意見陳述で「十分反省している」と述べた。

・起訴状によると、2人は共謀し、18年7月~21年4月、社会福祉法人「サンフェニックス」(当時)名義の口座から楢崎被告が院長を務めていたクリニックの口座に31回にわたり、計約5億6800万円を送金し、横領したとしている。
・同法人は名称変更後の今年4月、兵庫県明石市の「すみれ福祉会」に吸収合併された。

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