2023年7月25日
・多久市立病院と小城市民病院を統合した「公立佐賀中央病院」の建設工事が多久市東多久町別府で始まった。
・7月20日には工事の安全祈願祭もあり、2025年3月の完成、同6~7月の開院を目指す。
・新病院の運営主体「多久小城医療組合」によると多久市、小城市がそれぞれ設置した両病院とも建て替えの時期を迎えていた。
・一方、県が16年に策定した「地域医療構想」は25年に急性期病床が全県で約3000床過剰になると予測。
・建て替えても各約100床の許可病床数が維持できるかは不透明な状況となっていた。
・このため、17年にそれぞれの病院が策定した改革プランに統合協議の実施を明記。
・そして、統合したうえ病院機能の強化を目指すことになった。
・新病院の候補地として両市内の計5カ所が挙がったが、結局、両病院の中間地点の多久市東多久町の約2万5200平方メートルに建設することになった。
・敷地は水害に備え2~3メートルかさ上げした。
・工事費は約80億4100万円。
・新病院は4階建て約1万2000平方メートル。
・4階にヘリポートを設置。
・140床で、最も高度な治療ができる3次救急病院に次ぐ2次救急を担う。
・眼科や総合的な診療にあたる科の設置を目指す。
・新病院の開院後、両病院は閉鎖される。
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