2023年7月21日 千葉地裁 結審
・千葉地裁公判が結審
・検察側は懲役4年、追徴金計約4200万円を求刑
・弁護側は執行猶予付き判決を求めた判決は9月5日
・被告 元総務課長久米忠之(くめ・ただゆき)(47)
・地方独立行政法人が運営する「東千葉メディカルセンター」(千葉県東金市)の医療事務委託契約を巡り、便宜を図った業者側から現金計4100万円や家電などを受け取ったとして収賄罪に問われた事件
・検察側は論告で、業者側が拒めないことを理解した上で現金などを要求し受け取ったと指摘。「優越的な地位を利用し、職務の公平性への信頼を著しく害した」と非難した。
・追徴金額は、第三者に譲り渡されていて押収できなかった家電の金額を収賄額に加えて算定した。
・弁護側は最終弁論で、被告が同センターの前に長く勤務した民間病院で見返りを受け取ることが常態化しており、同センターに移ってからも続けてしまったと述べた。
・起訴状によると、2019年9月から20年10月の間、医療事務の委託先から14回にわたり現金を受け取ったり、別の医療機器販売業者から家電など計60点(470万円相当)の供与を受けたりしたとしている。
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