コンゴ北西部で原因不明の感染症拡大、53人が死亡—WHOが調査
- 2025.02.26(水)
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・コンゴ北西部で1月から高熱や出血を伴う原因不明の病気が広がり、24日までに53人が死亡した。感染者は419人に達している。
・地元の保健当局によると、患者の検体を分析した結果、高致死率で知られるエボラ出血熱は陰性だった。現在、世界保健機関(WHO)が病原体の特定を進めている。
・1月下旬、北西部のボロコでコウモリを食べた子ども3人が出血熱を発症し死亡。その後も短期間で症状が悪化し、発症から48時間以内に命を落とすケースが相次いでいる。
・コンゴでは昨年も南西部で原因不明の感染症が流行し、70人以上が死亡。後の調査で重度のマラリアと判明したが、今回の病気との関連は不明。WHOは引き続き調査を進めている。