ベトナムで麻疹流行の恐れ WHOがワクチン接種を推奨
- 2025.02.11(火)
- ・世界保健機関(WHO)は、ベトナムでの麻疹(はしか)流行のリスクが非常に高まっていると警告し、感染リスクが指摘されている地域で大規模なワクチン接種を行うよう呼びかけた。
・昨年、ベトナムで麻疹(はしか)の感染が疑われる患者が4万5,550人報告され、そのうち7,583人の感染が確認された。16人が死亡し、感染者の約4分の1はワクチン接種の対象外である生後9カ月未満の乳児だった。
・同国の保健省は昨年9月以降、全国58省のうち31省で1~10歳の子どもを対象に2回のワクチン接種を実施している。
・WHOは、さらなる感染拡大を防ぐため、特にリスクの高い地域での予防接種の強化が必要だとしている。