4月のニュースをピックUPします
4月14日
久光製薬、新研究所で世界的研究拠点を目指す
・久光製薬が鳥栖市姫方町に新研究所「SAGAグローバルリサーチセンター」を完成させ、13日にオープニングセレモニーを開催。
・「サロンパス」などの貼り薬や新薬の研究開発を行うグローバルな拠点として機能。
・鳥栖市と茨城県つくば市の研究拠点を集約し、研究開発の加速と生産部門との連携強化を図る。
・センターは6階建て、延べ床面積2万3290平方メートル、総工費約120億円で、約150人の研究者とスタッフが勤務。
・国内外の大学・研究機関とのネットワークを構築し、共同実験スペースを設ける。
・中冨一栄社長は、研究機能の一元化による世界的な競争力の向上を目指すと述べた。
・「サロンパス」は2024年に発売90周年を迎え、世界30以上の国と地域で販売され、年間売上高は約467億円。
・「サロンパス」は鎮痛消炎貼付剤の分野で2016年から7年連続で世界シェア1位。
・新研究所では、経皮薬物送達システム(TDDS)製剤の研究開発に注力し、新薬創出のグローバル拠点となることを目指す。
・TDDS製剤は飲み込めない人にも使用可能であり、マイクロニードル技術による新たな薬物投与方法も可能に。
4月13日
プロテイン配合の新サバ缶、健康志向にマッチ
・缶詰博士の黒川氏が、プロテインを配合した新しいタイプのサバ缶を提案。
・千葉県銚子市の信田缶詰で、銚子商業高校と武内製薬が協力し、アスリートや若者向けの高タンパク質サバ缶を開発。
・「ザ・プロテインさば水煮」が4月1日に発売。缶汁はサバの出汁が溶け出し、塩味が効いた美味しい味わい。
・サバは小振りだが、身が引き締まっており、日本近海で獲れるサバの小型化に対応。
・缶汁にはコラーゲンプロテインが配合されており、サラサラした舌触りが特徴。
・信田缶詰の「ザ・プロテインさば水煮」は、105gで429円。スーパーやドラッグストア、コンビニで販売予定。
・缶詰博士は、世界50カ国以上で数千缶を食べた経験を持ち、缶詰の魅力を伝える活動を行っている。
・公式ブログやFacebookファンページで情報を発信中。
4月13日
ディクソン、WBO女子ライト級で王座挑戦
・英国マンチェスターで開催されるWBO世界女子ライト級王座決定戦に、元薬剤師のリアノン・ディクソンが無敗の記録を持ちながら挑む。
・ディクソンは前日計量で134.5ポンドを記録し、対戦相手のカレン・エリザベス・カラバハールとフェイスオフを行った。
・ダイエットと健康維持から始めたボクシングが、彼女の人生を変えるプロへの転機となった。
・新型コロナウィルスの影響で医療現場の厳しい状況の中、ボクシングへの情熱をさらに高め、プロ転向を決意。
・プロデビュー後は7連勝を飾り、コモンウェルス・ボクシング・カウンシル女子ライト級王座を獲得し、昨年は欧州ボクシング連合の女子ライト級王座も手に入れた。
・対戦相手のカラバハールは22勝1敗の実績を持ち、ディクソンにとって最大の試練となる。世界王座獲得への道が注目される。